Kalpasiのケーララノンベジミールス

2017-01-12


Kalpasi @東京都世田谷区経堂

ケーララノンベジミールス 2500円(税別)
サウスインディアンブラックコーヒー 450円(税別)

木曜日20:30の回を予約して。



優しくもにこやかな甘さと油脂感。

例えばチキンのマイルドなグレイビーに光る伸びのある甘みと香り。
サンバルの甘美なカボチャのようなダル溶けの甘み、トーレンのトウモロコシの淡くも広がる甘みとシャキっな歯応え、パチャディのあっさりヨーグルトからのココナッツミルクの甘みと濃厚さ、細かで丁寧なキュウリの仕事、とバリエーション豊富。

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ラッサムの酸味とほろ苦い香ばしさは、あさりと春菊の焦がしマサラの重厚な香ばしさとはまた好対照で楽しいし、あさりの出汁がこれまた😋

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そんな中、紅一点ならぬ辛一点な、マンゴーと青唐辛子の甘辛い漬物!ギュッとフルーティーなマンゴーの甘さからの青唐辛子の辛さの落差には、驚きと発汗が。でもそれは序章に過ぎず、ヒイヒイ言いながら、汗だくになりながらも求め欲しってしまう甘辛な中毒性の妙👍 お代わりありがとうございます!


デザートは、濃厚濃密な乳脂肪感では示さない。

ブランデー、ブラックペッパーの刺激とミルクが複雑に絡み合う刹那の驚き。それは、後味にほどけ現れる苦辛い重厚感とさっぱりした余韻豊かな香り。クローブ⁇ エロ〜


今、こうして思い返せば、それは、バナナに包まれた、ぷっくりしたホキの白身の甘い香り、ソースの甘辛さから始められ、誘われていたのだろう。

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個性豊かなメンツの振れ幅の大きかったベンガルなどとは異なり、近接した個性がまとまり、高揚の高みへ自然な線分を描かんとする感覚。
それぞれの調合を楽しみ食べ進め、お代わりまでいただき、柔和でコク深い甘みが、甘辛さが、全体を通して印象的。親近感のある中毒性。帰宅してジワジワくる😋

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Starter
✳︎魚(ホキ)のバナナリーフ包み焼き
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Kerala Non-Veg Meals
✳︎Alleppey Chicken
店主がアレッピーの宿で食べたココナッツミルクのチキンカリー
✳︎Sambar
豆と野菜の汁物
✳︎Rasam
酸っぱい黒胡椒のスープ
✳︎Theeyal
あさりと春菊の焦がしココナッツマサラ
✳︎Egg Roast
ウズラ卵のセミドライ
✳︎Thoren
野菜の炒め蒸し
✳︎Pachadi
ヨーグルトと野菜の和え物
✳︎Pickle
マンゴーと青唐辛子の甘辛いお漬物
✳︎Papadam

豆のせんべい

✳︎Rice
インディカ米
✳︎食後のデザート
ミルクと黒胡椒とブランデー

詳細情報

名称
Kalpasi(カルパシ)
最寄り駅
所在地
東京都世田谷区経堂4-3-10  Google Mapで表示する
参考サイト
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131813/13202529/

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