唯一無二。

2018-10-22


SUNVALLEY HOTEL @東京都世田谷区上馬
ベジミールス 2052円(税込)
晴れた月曜日14:30の回

Twitterから幸運に恵まれ、1年振りのSVH。
ありがとうございます!

自然光。
大理石のテーブルを覆い隠す鮮やかな緑。
大きなバナナリーフにはマッシュポテトとウールガイとパパド。
風が陰影とあそび、揺らし、この時間とこの空間、神秘が隠れている予感。
高鳴り早鐘を打つ香りがまずは届く。
しばしして、ラッサムとカード(ヨーグルト)、ポンニライス、サンバル、モール、コランブ、最後にダール。いざ!

夢中。
右手にスプーン、左手にはパパドの欠片を駆使して、釜爺(千と千尋の神隠し)のように忙しなく手を口を動かした。

鮮やか。
伸びやかな彩りに目も口も舌も脳も眩む。
様々な酸味、苦味、甘味が織り混ざり、紡ぎ出されたひとつのタペストリーのような情報量の多さ、多彩さ。
織り成されたその歴史の物語を夢想し、時を遡り駆け上がる衝動に身を委ねる白昼夢。

大振りな野菜。
口いっぱいに茄子と大根のジュース。
指を添えて前歯でトロッとした果肉を削ぐように啜るアスパラにも似た豆の風味のドラムスティック。
各々の要素から複雑に縦糸と横糸で織られた秘密を紐解こうと苦慮するなんてナンセンス。
明らかなのは、極々シンプルな食後感。



爽快な果実感。
謎に包まれた神秘との邂逅は、瑞々しい時の果実を、その実り豊かな果実を頬張った。夢中で食べた。
満腹。爽快。爽快。それでいいのだ。
また、半時間も過ぎれば膨れ上がったポンニライスの威力を思い知ることも。

ひと通りのお代わりをいただき、はち切れんばかりかの満腹満足。
だが後悔は皆無だ。また次回も同じように物語と欲望に従うことだろう。
ありがとうございますカレー👍

詳細情報

名称
SUNVALLEY HOTEL(サンバレーホテル)
最寄り駅

東急田園都市線 三軒茶屋駅

所在地
東京都世田谷区上馬1-15-10 オリエント三軒茶屋ハウス1F  Google Mapで表示する
参考サイト
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131706/13195313/

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