続けるということ
2023-03-30
Kalpasi @東京都世田谷区経堂
フリースタイルプレート 2500円(税別)
サウスインディアンブラックコーヒー 450円(税別)
木曜日20:30の回を予約して。
スターターのグラタン。
けっこう辛い! ヒリヒリする辛さとアサリの旨味を帯びたソースはしっかり濃厚。
クリーミーなのに辛い! 旨い! 旨い! 辛い! 旨い!
具材は、ブロッコリー、じゃがいも、ズッキーニ、アサリ。ソースが良く絡む。
小麦粉不使用ソースのトロみは、水に晒さず使用したじゃがいものでんぷん質とのこと。
好きな食べ物はグラタン。 そう答えていた小学生の頃。
これからは、Kalpasiのグラタンと答えよう。
メインのプレートは、スリランカスタイル。
まずはそのまま、次にお隣。 と次第に数を増やしつつ、調合を楽しみ、佳境に入る頃に全部を混ぜ混ぜ混ぜ。
旨いなぁ😋 既知の美味しさの最上最高。 不安なく、ただただがっつく!
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知っているような安心感は、なぜかどことなくお好み焼きを想起。
ビーフのグレイビーの旨味とほろ苦さ、
キラタのコク、油脂、酸味ソースのマヨネーズ感、
ドライフィッシュサンボルの鰹節の香りと旨味、
カチュンバルのパイナップルの甘み、
うずら卵のシュッとした酸味の豪華な融合なのかしら。
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そんな馴れ親しんだ味わいに映える、異質感というより特別感は、食感と舌触りの多様な心地よさ。
しいたけのね〜っとりした艶めかしさ、ぬるっと滑らかな長ネギ、トロトロとろ~りな牛すじの舌触り。
そこにポンニライスの硬さと脆さの不安定で安定感の存在。
甘く香ばしく華々しいバスマティライスとは逆に、ネガティブにも受け取られる酸味ある風味が、
全体の豪華過ぎて盛り上がり過ぎたプレートをなだめ鎮めるように。
プチプチなブルーポピーシード。
胡麻よりもゆるやかな香ばしさと芳醇な油脂感は、アイスのミルク感を引き立てるよう。
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考えもせずに夢中で一気に完食。
正直、アゲインしたかった。
そしてダメ元でお弁当をお願いして…😆
翌朝に常温のままで。
味が馴染み渾然一体となりマイルド。
でもそこにカルダモンやブラックペッパーなどスパイスが際立ちキラリと香る。
油脂塊も皆無で、混沌としないのにも驚く。
また、ポンニライスもへこたれるどころか、強さを増した印象。 朝から幸せです。
ありがとうございますカレー👍
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Starter
✳︎ ココナッツとグリーンチリのグラタン
小麦粉不使用の野菜とチーズのグラタン
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Freestyle-Plate
テーマやレシピの制約に縛られることなく自由に構成したライス&カリープレート
✳︎ ビーフカリー
牛すじを使ったさらりとしたカリー
✳︎ きのこカリー
しいたけ、なめこ等を使ったカリー
✳︎ レンズ豆のカリー
ココナッツミルクを使ったレンズ豆のカリー
✳︎ いんげんのキラタ
ココナッツ、ビネガー、マスタードを使った和え物
✳︎ カチュンバル
野菜とパイナップルのサラダ
✳︎ ドライフィッシュサンボル
削り節を赤唐辛子で和えた薬味
✳︎ ココナッツサンボル
ココナッツファインと玉ねぎを和えた薬味
✳︎ 春菊ときゃべつのマッルン
野菜とココナッツのスパイス炒め
✳︎ 長ネギと小エビのテルダーラ
ココナッツ油とチリピースを使った炒めもの
✳︎ うずら卵のピックル
スパイスオイルで漬け込んだもの
✳︎ パパダム
豆のせんべい
✳︎ ポンニライス
粒の小さいインディカ米
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Dessert
✳︎ 食後のデザート
ブルーポピーシードのアイスクリーム