6月のMatangi
2019-06-03
Matangi @風知空知(東京都世田谷区北沢)
ベンガリ ターリ 2700円(税込)
ホットコーヒー 500円(税込)
20:00の回を予約して。
食べる順序や混ぜて食べないなど、ベンガル料理の丁寧な説明に倣い、ご飯のおかずとしてそれぞれをまず。
Bengali Thali by Matangi
✳︎ Dal Chingri
海老とチャナ豆の煮込み
✳︎ Kasundi Maach
ベンガル式魚のマスタードソース煮 本日の魚はブリ
✳︎ Tadka Dal
豆のスープ 北インドのダルフライのベンガルバージョン
皮つき緑豆を使うのがポイント
✳︎ Palong Shaker Ghonto
ほうれん草のごった煮
Ghontoはごちゃ混ぜというニュアンスの言葉
✳︎ Poshto Phulkopi
カリフラワーのポピーシードソース煮込み
✳︎ Bandhakopir Ghonto
キャベツの炒めもの
✳︎ Anaraser Chatni
パイナップルのスパイス煮
✳︎ Murgi Chop
鶏肉入りコロッケ
✳︎ Papar
豆せんべい チャトニとご一緒に
✳︎ Bhat
ごはん
甘い乳臭さのダルタルカは、つぶつぶトロトロ、ほうれん草と豆まみれとライス。
ポピーシードの香ばしさを纏いしカリフラワーとジャガイモのねっとりほくほくな和え物とライス。
ほうれん草と大根と茄子の煮浸しへの親近感とライス。
ご飯を欲する塩梅ツートップは、
鰤。ブラウンマスタードシードと玉ねぎ、しっかりブリの旨味と鋭さとライス。
海老。濃厚豆シチュー、甘み! 殻付きエビ出汁と豆のほっくり感とライス。
熱々の俵形コロッケとライス。
味のしっかりしたご飯と合うおかずにも、お手製らしき粒マスタードと手抜かりなし。
それにしても豪華でボリューム満点😋
こってり油脂感強めな印象だったベンガル料理。
それとは異なり、米どころ大デルタ地帯ならではの飯友は、全体的に酸味は少なめ、芳醇かつ軽やかな余韻。
やはりマスタードの存在感。
ツーンとした刺激、辛み、苦み、香り、シードの粒々感、そう、あのアブラナ科独特の刺激的な風味は、シーツにまだあるぬくもりのようにずっと思い出の尾を弾く。
パパルとチャトニの驚き。
パイナップルのトロピカルさ、乳脂肪の甘くふくよかさにパパルの強めな塩加減は、クリスピーなおとなのパイ。
Dessert
✳︎ Mishti Doi
ヨーグルトのデザート
凝縮されたヨーグルトの甘いデザートには、淡い酸でさっぱりホットコーヒー。
満腹満足。
毎月毎回、変幻自在に未知なる料理を通しても、よどみなく、勢いそのままに抜ける感覚はいつもある。
かっこよかった。なんというか包容力。
ありがとうございますカレー👍